大手・中堅キャッシングの再編ニュースが相次ぐ背景

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2007/01/12(金)

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ニュースを見ていると、キャッシング店舗のサービス再編が目立っています。数日前にお伝えした女性専用のオリーブは2月までに全店舗を閉鎖してネットキャッシングに集中しますし、外資系のディックもつい先日、グループ全体の80%以上におよぶ店舗の閉鎖をマスコミに発表しました。

この状況は大手キャッシングにも見られます。アコムは3月までに全店舗の4割ほどを別の支店に統合しますし、武富士は無人店舗(ATM)を全体の1割ほど閉鎖する予定になっています。むしろリストラを考えていないところの方が今は珍しいと言えるでしょう。

こうした背景には、キャッシング業界を取り巻く環境が大きく変わりつつあることが最大の理由になっています。

ざっと挙げると、

・大手の不祥事によるイメージ低下、ユーザー離れ
・法律の改正でキャッシング金利が下がり、今後は利益ダウンする
・全国であいつぐ過払い利息の返還訴訟

といった理由が考えられます。金利のダウンと総量規制(年収の3分の1を超える貸付が禁止される)等によって、2009年までに間違いなくキャッシング各社の利益が減ることは確定しています。そのため、まだ少し余裕がある今のうちからリストラを急いでいるのです。

ただ、店頭窓口やATMの数を減らしても、サービスの質を落とさない取り組みは続けられています。武富士はすでに金利9.125%〜という低金利プランをスタートさせていますし、アコムやプロミスも武富士に負けじと新型キャッシングサービスの導入を計画しています。

また、ノーローンが去年の秋から24時間キャッシングが出来る「リアルタイム取引」を開始する等、コストがかからないインターネット系の次世代サービスをスタートさせるところも増えてきています。こういった便利なサービスの追加は、私たちユーザーにとってもメリットが大きいと言えるでしょう。

つまり、今はサービス内容がよく変わって混乱しがちですが、これはサービス低下の前触れではなく、むしろ「より各社のサービスが向上するための準備期間」だと考えられます。

今までは同じように見えたキャッシングでも、これから再編が進んでいくとサービス間で大きな違いが出てきます。どこのキャッシングを選ぶのが本当にお得なのか、情報をよく集め、じっくり比較していくことがますます大事になってくるのです。
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